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急性期病院の経営企画担当
ゲストお世話になっております。急性期病院で経営企画を担当している者です。
令和8年度改定で新設された急性期病院B一般入院料及び急性期総合体制加算の届出を検討しています。その施設基準に、自院が所属する二次医療圏に所在する医療機関のうち、救急搬送件数が最多であること、いわゆる地域最多救急病院であるという要件があると理解しています。
そこで困っているのが、その確認方法です。当院の救急搬送件数は把握していますが、同じ二次医療圏にある他の医療機関の件数を知る手立てがわかりません。
当院は地域の中でも救急搬送を多く受け入れている自負がありますが、近隣にも規模の大きな病院があり、実際にどちらが多いのかを確認できていません。届出をした後で最多でなかったと判明すると、大きな問題になります。
何を根拠に最多であることを確認すればよいのでしょうか。また、判断に迷う場合に取るべき対応があれば、あわせて教えていただけますと幸いです。
♥ 0いいねをした人: いません地域最多救急病院は、直近の病床機能報告のデータ等に基づいて確認します。急性期病院B一般入院料及び急性期総合体制加算では、二次医療圏で救急搬送件数が最多であることが要件とされています。ところが、他院の件数を知る手立てが判断しにくい状況です。本回答では、確認の方法と注意すべき場合を整理します。
結論として、確認の手順は2段階に整理できます。1つ目は基本の確認で、直近の病床機能報告のデータ等に基づき、当該医療機関が所属する二次医療圏において救急搬送件数が最多であることを確認したうえで届出を行います。2つ目は追加の確認で、2つの場合に該当するときは、必要に応じて当該医療機関に前年度の救急搬送件数を照会する等により確認します。根拠は疑義解釈資料(その4)問8にあります。
基本は、直近の病床機能報告のデータ等で確認します。疑義解釈資料(その4)問8では、急性期病院B一般入院料及び急性期総合体制加算において、自院が所属する二次医療圏に所在する医療機関のうち救急搬送件数が最多であることをどのように判断するかが問われました。これに対し、地域最多救急病院として届け出る場合には、直近の病床機能報告のデータ等に基づき、当該医療機関が所属する二次医療圏において救急搬送件数が最多であることを確認したうえで、届出を行うこととされています。公表されているデータを根拠とする考え方です。
2つの場合には、他院への照会等による確認が必要です。基本の確認に加えて、追加の確認が求められる場合があります。1つ目は、当該二次医療圏において、自院の救急搬送件数の概ね8割以上の実績を有する他の医療機関が存在する場合です。2つ目は、新設、再編若しくは統合等により、自院を上回る救急搬送件数となる可能性のある医療機関が存在する場合です。これらに該当するときは、必要に応じて当該医療機関に対し、前年度の救急搬送件数を照会する等により確認を行うこととされています。
8割以上という目安が、照会の判断基準になります。特に注意が必要なのは、1つ目の8割という目安です。病床機能報告のデータは時点が古い場合があるため、僅差の医療機関が存在すると、最新の状況では順位が入れ替わっている可能性があります。自院の件数の概ね8割以上の実績を有する医療機関があれば、データだけで判断せず、照会等による確認を検討してください。
まずは、直近の病床機能報告で二次医療圏内の救急搬送件数を確認しましょう。自院が最多であることを確認したうえで、自院の概ね8割以上の件数を有する医療機関がないか、新設や再編の動きがないかを点検します。該当する医療機関があれば、前年度の救急搬送件数を照会し、確認した内容を記録に残してください。確認の過程を残しておくと、届出後の説明の裏付けになります。
地域最多救急病院は、直近の病床機能報告のデータ等に基づき確認します。自院の概ね8割以上の実績を有する医療機関や、新設・再編等で上回る可能性のある医療機関がある場合は、照会等による確認を行ってください。まずは病床機能報告のデータで現状を把握しましょう。
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