-
投稿者投稿
-
医薬品購入を担当する病院薬剤部の薬剤師
ゲストお世話になっております。病院の薬剤部で医薬品購入を担当している薬剤師です。
地域支援・医薬品供給対応体制加算の届出を検討しています。施設基準に「原則として全ての品目について単品単価交渉とすること」とありますが、当院の交渉方法がこれに該当するのか、判断に迷っています。
当院では、取引先と個別の品目ごとに価格を決める交渉を基本にしています。ただ、交渉の場面では、全体の値引き率を目安にしたり、全国の最低価格に近い価格を参考にしたりすることもあります。
そこでお聞きしたいのですが、こうした交渉は「単品単価交渉」に該当するのでしょうか。品目ごとに価格を決めてはいるので、単品単価交渉に当たるとも思うのですが、総価での値引き率や全国最低価格を持ち出している点が気になっています。
単品単価交渉に「該当しない」交渉の具体的なパターンを教えていただけますでしょうか。届出の可否に関わるため、判断基準を整理したいです。
♥ 0いいねをした人: いません単品単価交渉に該当しない交渉には、総価交渉や全国最低価格をベンチマークとする交渉などがあります。地域支援・医薬品供給対応体制加算の施設基準では、原則として全ての品目について単品単価交渉とすることが求められます。ところが、品目ごとに価格を決めていても、単品単価交渉に当たらない場合があり、判断に迷います。本回答では、単品単価交渉の定義と、該当しない交渉パターンを整理します。
結論として、単品単価交渉の判断は、2つの観点で整理できます。1つ目は定義で、他の医薬品の価格の影響を受けず、取引先と個別品目ごとに取引価格を決める交渉です。2つ目は除外で、品目ごとに価格を決めていても、総価値引率を用いた交渉や、全国最低価格に類する価格をベンチマークとして用いた交渉などは、単品単価交渉に該当しません。根拠は疑義解釈資料(その2)問37にあります。
単品単価交渉とは、他の医薬品の価格の影響を受けずに、個別品目ごとに価格を決める交渉です。疑義解釈資料(その2)問37では、単品単価交渉の定義が示されました。単品単価交渉とは、他の医薬品の価格の影響を受けず、地域差や個々の取引条件等により生じる安定供給に必要なコストを踏まえ、取引先と個別品目ごとに取引価格を決める交渉をいうとされています。つまり、他の品目の価格に左右されずに、その品目自体の価値で価格を決めることが、単品単価交渉の核心です。
品目ごとに価格を決めていても、該当しない交渉があります。個別品目ごとに取引価格を決めていても、単品単価交渉に当たらない場合があります。疑義解釈資料(その2)問37では、該当しない交渉として、次のものが挙げられました。1つ目は、総価値引率を用いた交渉です。総価交渉や、総価交渉で一部を除外するものも含まれます。2つ目は、全国最低価格に類する価格をベンチマークとして用いた交渉です。したがって、全体の値引き率や全国最低価格を持ち出して価格を決めている場合は、単品単価交渉に該当しません。
まずは、自院の交渉が他の品目の価格に影響されていないかを確認しましょう。品目ごとに価格を決めているかだけでなく、総価の値引き率や全国最低価格を交渉の基準にしていないかを点検します。これらを基準にしている場合は、品目自体の価値で価格を決める交渉へ見直してください。交渉方法を整理し、単品単価交渉であることを説明できるようにしておくと、届出の裏付けになります。
単品単価交渉とは、他の医薬品の価格の影響を受けず、個別品目ごとに価格を決める交渉です。品目ごとに価格を決めていても、総価値引率を用いた交渉や、全国最低価格をベンチマークとする交渉は該当しません。まずは自院の交渉が他の品目の価格に影響されていないかを確認し、届出の準備を進めてください。
♥ 0いいねをした人: いません -
投稿者投稿
- このトピックには1件の返信、1人の参加者があり、最後ににより2週、 6日前に更新されました。
2件の投稿を表示中 – 1 – 2件目 (全2件中)
2件の投稿を表示中 – 1 – 2件目 (全2件中)
ログイン
統計情報
- 登録済みユーザー
- 1
- フォーラム
- 1
- トピック
- 130
- 返信
- 132
- トピックタグ
- 0