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急性期病院の看護必要度担当者
ゲストお世話になっております。急性期病院で重症度、医療・看護必要度の管理を担当している者です。
令和8年度改定で新設された救急患者応需係数について、算出方法で2点判断に迷っています。
1点目は、算出の頻度と対象期間です。この係数の計算は、直近の12か月で毎月計算する必要があるのでしょうか。毎月計算するとなると相当な負担になるため、対象とする期間を確認したいと考えています。
2点目は、「病床当たり年間救急搬送受入件数」に含める範囲です。ここでいう救急搬送受入件数には、救急搬送されて入院となった症例だけを数えるのでしょうか。それとも、救急搬送されたものの入院に至らず、外来で対応した症例も含めるのでしょうか。
当院では救急搬送を多く受け入れており、そのうち一定数は外来で処置を行って帰宅される方です。この外来症例を含めるかどうかで、係数が大きく変わってきます。
施設基準の判定に直結するため、正確な算出方法を教えていただけますと幸いです。
♥ 0いいねをした人: いません救急患者応需係数の救急搬送受入件数には、入院症例だけでなく外来症例も含みます。令和8年度改定で、重症度、医療・看護必要度にこの係数が新設されました。ところが、算出の対象期間や、件数に含める範囲が判断しにくい状況です。本回答では、算出方法の2つの論点を整理します。
結論として、算出方法は2点に整理できます。1つ目は対象期間で、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで算出します。毎月計算する必要はありません。2つ目は件数の範囲で、「病床当たり年間救急搬送受入件数」の救急搬送受入件数には、入院症例だけでなく外来症例も含みます。根拠は疑義解釈資料(その2)問4及び問5にあります。
算出は、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで行います。疑義解釈資料(その2)問4では、救急患者応需係数の計算を直近の12か月で毎月計算する必要があるかが問われました。これに対し、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで算出することとされています。つまり、毎月ローリングで計算し直すのではなく、年度単位のデータを用います。集計の負担を見込む際は、この前提で計画を立てられます。
救急搬送受入件数には、外来症例も含みます。疑義解釈資料(その2)問5では、「病床当たり年間救急搬送受入件数」の救急搬送受入件数が、入院症例だけでなく外来症例も含むかが問われました。これに対し、そのとおりとされています。救急搬送されたものの入院に至らず、外来で対応して帰宅した症例も件数に算入できます。入院症例のみで集計すると、係数を過小に算出することになるため注意が必要です。
まずは、救急搬送の受入記録を入院・外来を分けずに集計しましょう。前年度の4月から3月までの1年間について、救急搬送で受け入れた件数を、入院に至ったかどうかにかかわらず集計します。あわせて、集計の元となる記録が救急外来の記録と入院記録に分かれている場合は、突合できる仕組みを整えてください。集計漏れがあると、係数が実態より低くなります。
救急患者応需係数は、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで算出し、救急搬送受入件数には入院症例だけでなく外来症例も含みます。まずは救急搬送の受入記録を入院・外来を通じて集計し、算出の準備を進めてください。
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