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地方の中核病院の施設基準担当
ゲストお世話になっております。地方の中核病院で施設基準の届出を担当している者です。
第8次医療計画の策定において、当院が所在する二次医療圏が近隣の圏域と再編・統合されました。その結果、これまで人口20万人未満だった二次医療圏が、人口20万人以上の二次医療圏に属することとなりました。
当院は、人口20万人未満の二次医療圏に所在することを前提とした施設基準を検討していたため、この再編によって要件を満たせなくなるのではないかと心配しています。
そこで3点、教えてください。
1点目は、所属する二次医療圏の人口をどう考えればよいかという点です。再編後の人口で判断されるのでしょうか。
2点目は、医療提供機能連携確保加算の施設基準における「同一の二次医療圏」の範囲です。再編前と再編後のどちらで考えるのでしょうか。
3点目は、地域最多救急病院の判断についてです。こちらも再編後の圏域全体で判断することになるのでしょうか。
♥ 0いいねをした人: いません二次医療圏の再編・統合により人口20万人以上の圏域に属することとなった場合でも、当分の間は20万人未満に所在するものとみなされます。第8次医療計画の策定で、圏域の再編・統合が行われた地域があります。ところが、それにより施設基準を満たせなくなるのではないかという不安が生じます。本回答では、再編後の取扱いを整理します。
結論として、この取扱いは3点に整理できます。1つ目は所属圏域の人口で、再編・統合前の20万人未満二次医療圏に所在していた医療機関については、当分の間、人口20万人未満の二次医療圏に所在するものとみなして差し支えありません。2つ目は同一の二次医療圏の範囲で、医療提供機能連携確保加算の施設基準においても、この考え方が及びます。3つ目は地域最多救急病院の判断です。根拠は疑義解釈資料(その4)問9にあります。
再編前に20万人未満の圏域にあった医療機関は、当分の間みなされます。疑義解釈資料(その4)問9では、第8次医療計画の策定において二次医療圏の再編・統合を行った結果、人口20万人未満の二次医療圏であった地域が人口20万人以上の二次医療圏に属することとなった場合の取扱いが問われました。これに対し、再編・統合前の20万人未満二次医療圏に所在していた医療機関については、当分の間、人口20万人未満の二次医療圏に所在するものとみなして差し支えないとされています。再編によって直ちに要件を満たせなくなるわけではありません。
医療提供機能連携確保加算の「同一の二次医療圏」にも及びます。この取扱いは、医療提供機能連携確保加算にも関係します。同加算の施設基準における、人口20万人未満二次医療圏に所在する医療機関への診療実績に係る「同一の二次医療圏」の範囲についても、この考え方が及びます。再編前の圏域を前提として、実績の範囲を整理できます。
地域最多救急病院の判断にも、同じ考え方が適用されます。あわせて、地域最多救急病院の判断についても、同様の考え方が示されています。再編前の圏域を前提として判断できるため、再編により圏域が広がったことで、他の大規模病院と比較されて要件を満たせなくなるという事態を避けられます。
まずは、再編前の二次医療圏の区域を確認しましょう。自院が再編・統合前にどの圏域に所在していたか、その圏域の人口が20万人未満であったかを確認します。あわせて、都道府県の医療計画で再編の経緯を確認し、資料を保管しておいてください。「当分の間」という取扱いであるため、今後の変更に備えて、厚生労働省からの事務連絡にも注意を払う必要があります。
二次医療圏の再編・統合により人口20万人以上の圏域に属することとなっても、再編前に20万人未満の圏域に所在していた医療機関は、当分の間20万人未満に所在するものとみなされます。医療提供機能連携確保加算の同一の二次医療圏の範囲や、地域最多救急病院の判断にも及びます。
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