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長期入院患者が多いDPC対象病院の医事課担当
ゲストお世話になっております。長期入院の患者さんが多いDPC対象病院で、医事課を担当している者です。
入院日Ⅲを超えた後の算定について、3点確認させてください。
1点目は、入院基本料です。入院日Ⅲを超えた日以降は医科点数表に基づき算定すると理解していますが、その際の入院基本料はどの入院料を算定すればよいのでしょうか。
2点目は、外泊です。長期入院の患者さんの中には、途中で外泊をされる方がいます。この外泊した日数は、包括評価に係る入院期間に算入するのでしょうか。外泊日数を含めるかどうかで、入院日Ⅲを超える日が変わってくるため、判断に迷っています。
3点目は、請求方法の統一です。DPCでは、診療報酬の請求方法は患者の退院時に決定された請求方法をもって一つの入院期間において統一すると理解しています。退院時に決定された診断群分類区分において、入院日Ⅲを超えた部分を医科点数表で算定している場合、これは請求方法が統一されていないことになるのでしょうか。
いずれも日常的に発生する場面ですので、正確な取扱いを教えていただけますと幸いです。
♥ 0いいねをした人: いませんDPCで入院日Ⅲを超えた日以降は、病棟について届出を行っている入院基本料を医科点数表に基づき算定します。長期入院の患者が多い病院では、入院日Ⅲを超えた後の算定が日常的に発生します。ところが、入院基本料の選び方、外泊日数の扱い、請求方法の統一との関係が判断しにくい状況です。本回答では、3つの論点を整理します。
結論として、3点に整理できます。1つ目は入院基本料で、医療機関が当該病棟について届出を行っている入院基本料を算定します。2つ目は外泊で、外泊した日数は包括評価に係る入院期間に算入します。3つ目は請求方法の統一で、入院日Ⅲを超えて医科点数表に基づき算定する場合は、診断群分類点数表に基づく算定の一部であり、統一された請求方法とみなされます。根拠は疑義解釈資料(その2)別添3のDPC問4-2、問4-3及び問13-9にあります。
入院日Ⅲを超えた後は、病棟の届出入院基本料を算定します。疑義解釈資料(その2)DPC問4-3では、入院日Ⅲを超えた日以降に医科点数表に基づき算定する場合、入院基本料はどの入院料を算定すればよいかが問われました。これに対し、医療機関が当該病棟について届出を行っている入院基本料を算定するとされています。患者が入院している病棟の届出区分に応じた入院基本料を、医科点数表に基づいて算定する形です。
外泊した日数は、入院期間に算入します。疑義解釈資料(その2)DPC問4-2では、外泊した日数を包括評価に係る入院期間に算入するかが問われました。これに対し、そのとおりとされています。外泊していた期間も入院期間に含めて数えるため、外泊の有無によって入院日Ⅲを超える日が後ろにずれることはありません。入院日から暦日で数えて入院日Ⅲを判定します。
入院日Ⅲ超えの医科点数表による算定は、統一された請求方法とみなされます。疑義解釈資料(その2)DPC問13-9では、退院時に決定された診断群分類区分において、入院日Ⅲを超えて医科点数表による算定を行っている場合の請求方法が問われました。これに対し、入院日Ⅲを超えて医科点数表に基づき算定する場合は、診断群分類点数表に基づく算定の一部であり、統一された請求方法とみなされるとされています。入院日Ⅲまでを診断群分類点数表、それ以降を医科点数表で算定しても、請求方法が分かれたことにはなりません。
まずは、長期入院の患者について入院日Ⅲを超える日を確認しましょう。入院日から外泊日数を含めて暦日で数え、入院日Ⅲを超える日を特定します。そのうえで、超えた日以降は病棟の届出入院基本料を医科点数表に基づき算定してください。患者ごとに切り替え日を一覧で管理しておくと、算定漏れや誤りを防げます。
DPCで入院日Ⅲを超えた日以降は、病棟について届け出ている入院基本料を医科点数表に基づき算定します。外泊した日数は入院期間に算入し、入院日Ⅲ超えの医科点数表による算定は統一された請求方法とみなされます。まずは患者ごとに切り替え日を確認してください。
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