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急性期病院の施設基準担当
ゲストお世話になっております。急性期病院で施設基準の届出を担当している者です。
救急患者応需係数の算出方法について、病床数が変動した場合の取扱いで困っています。
この係数は、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで算出すると理解しています。ところが、当院では前年度の途中で届出病床数を変更しました。具体的には、急性期一般入院料4を年度当初は100床で届け出ており、前年度の12月に40床へ変更しています。
この場合、救急搬送受入件数を何床で除せばよいのかが判断できません。変更前の100床で計算するのか、変更後の40床で計算するのか、それとも別の考え方があるのでしょうか。
100床で計算すると係数が低くなり、40床で計算すると高くなるため、どちらを用いるかで結果が大きく変わってしまいます。年度の途中で変更しているため、単純にどちらか一方を使うのは適切でないようにも思えます。
正確な算出方法を教えていただけますと幸いです。
♥ 0いいねをした人: いません病床数に変動があった場合は、期間ごとの加重平均による病床数を用いて算出します。救急患者応需係数は、前年度の4月から3月までの直近1年間のデータで算出します。ところが、年度途中で届出病床数を変更した場合、どの病床数を用いるかが判断しにくい状況です。本回答では、加重平均による算出方法を整理します。
結論として、算出の手順は2段階です。1つ目は期間の区切りで、前年度において、4月から届出区分に係る病床数の変更があった月の前月までの期間と、当該変更があった月から翌年3月までの期間に分けます。2つ目は計算で、それぞれの期間に応じた加重平均による病床数を算出し、これに基づき前年度1年間の救急搬送受入件数を除して算出します。根拠は疑義解釈資料(その4)問7にあります。
変更のあった月を境に、期間を2つに区切ります。疑義解釈資料(その4)問7では、救急患者応需係数について、直近1年間に届出区分の病床数に変動があった場合の算出方法が問われました。これに対し、前年度において、4月から届出区分に係る病床数の変更があった月の前月までの期間と、当該変更があった月から翌年3月までの期間ごとに、それぞれの期間に応じた加重平均による病床数を算出するとされています。変更前と変更後で期間を分けることが、計算の出発点です。
期間の月数に応じて、病床数を加重平均します。疑義解釈資料(その4)問7では、具体的な計算例も示されています。急性期一般入院料4を100床届け出ており、前年度の12月に届出病床数を40床に変更した場合、加重平均による病床数は次のように算出します。4月から11月までの8か月間は100床、12月から3月までの4か月間は40床であるため、(100×8/12)+(40×4/12)=80となります。この80床を用いて、前年度1年間の救急搬送受入件数を除します。
算出した加重平均の病床数で、1年間の受入件数を除します。加重平均による病床数を求めた後は、これに基づき前年度1年間の救急搬送受入件数を除して算出します。変更前後のどちらか一方の病床数を用いるのではなく、期間の長さを反映させた病床数を分母とする考え方です。これにより、年度途中の変更が実態に即して反映されます。
まずは、前年度の病床数の変更時期を確認しましょう。いつ、何床から何床に変更したかを整理し、変更前後の月数を数えます。そのうえで、それぞれの病床数に月数の割合を乗じて加重平均を求めてください。複数回変更した場合も、同様に期間ごとに区切って計算します。計算の過程を記録に残しておくと、届出の際の説明の裏付けになります。
救急患者応需係数は、病床数に変動があった場合、変更のあった月を境に期間を区切り、それぞれの期間に応じた加重平均による病床数を算出して、前年度1年間の救急搬送受入件数を除します。まずは変更の時期と月数を確認し、加重平均を求めてください。
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